「利益」を英語で何と言うか。代表的なところでは、profitやbenefitという名詞があります。
では、このprofitとbenefit、意味が全く同じかと言うと、そうではありません。それぞれの語が持つ意味合いには、若干の違いがあります。
まず、profit。これは、企業が出す「利益」を指します。つまりは、「儲け」のことです。profitは、金銭面での「利益」に限られます。
The company made a large profit last year.「その企業は昨年、大きな利益をあげた」などと用います。
一方、benefitは、人々が受ける広義の「利益」を指します。「恩恵」、「利点」などと訳すこともできます。
profitとは違い、benefitは必ずしも金銭的な「利益」だけではありません。何かからもたらされる「利益」あるいは「利点」を意味します。
A major benefit of the Internet is that we can find information easily.「インターネットの大きな利益(利点)は、情報をたやすく見つけられることだ」などと用います。
このように、同じ「利益」という意味を持つ語でも、それぞれが持つニュアンスには、違いがあります。
こうした違いを理解し、場面に応じて、正しく使い分けることが、英会話における正確な意思疎通には欠かせません。これには、相応のトレーニングが必要です。
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