TOEIC Part5の正答数を増やすには、語彙力強化が不可欠です。但し、昨日のブログでも述べたように、単に意味を知っている単語の数を増やすだけでは不十分です。
例えば、accessibleという単語。これは「利用可能な」という意味の形容詞で、TOEICによく出る語です。では、この単語、どのように使うのか。以下に例文を挙げます。
All the employees are accessible to the gym on the basement floor of the building. 「全ての従業員がビルの地下にあるジムを利用できる。」
このように、be accessible toという型で用います。そして、主語には「利用者」が置かれ、前置詞toの目的語には「利用物」が置かれます。
このaccessibleの類語でavailable「利用可能な」という形容詞があります。単語集を使っての単語と訳語の丸暗記だと、この2つの単語の語法を区別できません。
しかし、TOEIC Part5では、こうした語法の区別を問う問題がよく出ます。ですので、TOEIC Part5で正答率を高めるには、語法の知識を増やす必要があります。
ちなみに、availableはaccessibleと同じくbe available toという型を取りますが、主語には「利用物」を置き、前置詞toの目的語に「利用者」を置きます。
つまり、利用する側とされる側の順序がaccessibleとは逆になる、ということです。
(例)The gym on the basement floor of the building is available to all the employees.
例えば、以下のような問題で正答するには、単語の意味だけでなく、語法を知っておく必要があります。
All the employees are ——- to the gym on the basement floor of the building.
(A) accessible (B) available (C) possible (D) usable
ここでもし、accessibleの意味および語法を知っていれば、迷わず(A)を選べますが、一単語一訳語式での単語集の丸暗記だと、他の選択肢との区別がつきません。
だからこそ、TOEIC Part5で正答数を増やすには、語法に意識を配り、be accessible toなどの「型」の習得に励む必要があります。
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