TOEIC Part5(語彙文法問題・短文空所補充)の正答数が伸びない上、問題を解くのも遅い。そう嘆くかたが少なくありません。
では、TOEIC Part5の苦手を克服するには、どんな勉強が必要なのか。すべきことはいろいろとありますが、まずは何と言っても語彙力の強化。これは絶対に必須です。
語彙力強化と言うと、単語集を使って、ひたすら英単語と訳語を丸暗記することをイメージするかたも多いのではないでしょうか。
確かに、これも大事です。意味を知っている単語の数をシンプルに増やすという点では。ただ、殊、TOEIC Part5の正答率を高めるには、これだけでは不十分です。
なぜなら、TOEIC Part5では、語義(単語の意味)を問う問題だけでなく、語法の知識を問う問題も数多く出題されるからです。
語法とは、語の使い方です。例えば、provideという語。これは「~を提供する」という意味の動詞です。
このprovideは通常、provide A with Bまたはprovide B for A「A(人)にB(物)を提供する」という型で使われます。
このprovideはgive「~を与える」の類語ですが、語法は異なります。giveはgive A Bまたはgive B to A「A(人)にB(もの)を与える」という型をとります。
つまり、「provide=提供する」というように、機械的に丸暗記をしても、先に挙げた語法の知識がないと、実践の場で正しく使いこなすことはできない、ということです。
TOEICは「英語のコミュニケーション能力を問う試験」であるが故に、語法の知識を問い、正しく使いこなせるかどうかを判断するのです。
だからこそ、TOEIC Part5の正答率は上げるには、provide A with Bなどの「型」を身に着けることが重要で、そのための勉強をする必要があります。
ただ、これ、独学で進めるのって、けっこう大変かもしれません。
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