TOEIC・Part7の正答数を増やすのに必要な4項目とは


 「やっても、やっても、ちっともTOEICのスコアが伸びない」。こう嘆く人に多いのが、リーディングセクションのスコアの停滞です。特に、Part7の正答数が伸び悩んでいる方が多く見られます。

 Part7の正答数が増えなければ、リーディングセクションのスコアが伸びず、ひいては、TOEICのトータルのスコアも伸びません。そこで、本項では、TOEICのPart7の正答数を増やすのに必要な4項目を論じてみたいと思います。

 第一に、「時間」です。「TOEICのスコアが伸びない」と嘆く人の多くが、Part7の問題を最後まで解き切れずに終わってしまっています。

 マークシートの最後の一列(191~200番の10問)は毎回、「塗り絵」をしているという人が少なくありません。「塗り絵」とは、問題を解かずに、マークシートを適当に塗りつぶすことです。「塗り絵」をしている限り、Part7の正答数は増やせません。

 ですので、Part7に十分な時間を確保する必要があります。具体的には、シングルパッセージ(147~175[29問])を27分、ダブル&トリプルパッセージ(176~200[25問])を30分、合計57分をPart7に費やします。そして、残りの18分のうちの10分をPart5に、8分をPart6に、それぞれ割り当てます。

 第二に、「情報処理能力」です。質問文に含まれるキーワードを本文中から探し、答えの核心部分(キーセンテンス)を素早く見つける。そして、キーセンテンスと正答の選択肢との「マッチング」(照合作業)を行う。これには、優れた情報処理能力が必要です。

 第三に、「語彙力」です。先に述べた「マッチング」には、語彙力が不可欠です。本文中のキーセンテンス、もしくは正答の選択肢に知らない単語が含まれていると、正答を選べない可能性が高くなります。

 第四に、「TOEIC経験知」です。TOEIC、とりわけPart7の問題を大量に解き、なおかつ出題傾向などをしっかりと分析することで、出題パターンや言い換え表現などを掴みやすくなります。そうすれば、解く速度が上がり、解ける問題も増えます。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、上記4つの項目を意識した「Part7対策」を行います。Part7が最後まで解き切れず、TOEICのスコアが伸び悩んでいる方、まずはお気軽にお問合せ下さい。