英検準2級二次試験に合格するためのポイント


 本項では、英検準2級二次試験に合格するためのポイントを幾つか挙げます。まず、パッセージの音読の前に20秒間の黙読の時間が与えられます。その間に、in this way「このようにして」などの指示代名詞(this)と「人」の主語を探しておきましょう。

 次に、パッセージの音読。音読のポイントは、ネイティブスピーカー並みに発音することではなく、「ゆっくり、はっきり読むこと」です。緊張して早口になると、単語を読み間違えたりすることがあるので、練習の段階から意識してゆっくり読むようにしましょう。

 音読を終えると、本文の内容に関する質問がなされます。ここで大事なのは、質問の主語を聞き取ること。According to the passage, how do/does S V?「本文によると、どうやってSがVしますか?」という質問です。ですので、how doの次の語句を聞き取りましょう。Sになるのは、たいてい「人」です。黙読の際にチェックしておいた「人」の主語の後の動詞以下で、in this wayなどthisの直前までが、答えの核心部分となります。答える際、動詞句をそのまま読むのではなく、By Ving「Vすることによって」と答えましょう。

 次に、イラストの描写です。Question 2(Picture Aの描写)では、5人の行動を、現在進行形を用いて表します。ほとんどが動詞一語で表せるものですが、一つは必ずput A in B「AをBに入れる」のように熟語が必要になります。Question 3(Picture Bの描写)では、「SがV1したためにV2できない」といった答え方をします。接続詞(because)を用いて、複文で答えるのがポイントです。

 そして、Question 4, 5(質疑応答)。ここでは、「Do you think~?(~だと思いますか?)」や「Do you usually V?(あなたは普段、Vしますか?)」といった質問がなされます。ここではまず、YesかNoかを表明することが重要です。その上で、理由を述べます。その際、分量や長さも重要なポイントの一つです。「長すぎず、短すぎず」の適度な長さで答えましょう。具体的には、10ワード前後のセンテンスを2つが理想です。

 例えば、Do you often use the Internet?「あなたは頻繁にインターネットを使いますか?」という問いに対して、Yesと答えると、Please tell me more.「もう少しお話し下さい」と聞かれます。その際、I can get a lot of information like a weather report. I think it is very convenient and useful.「天気予報のような多くの情報が得られて、とても便利で役に立つと思います」といった具合です。前半が11ワード、後半が8ワード(計19ワード)です。

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