最後に英語を学んだのは、大学2年生の二十歳の頃。以来、20年以上、英語から遠ざかっている。そんな中、あることをきっかけに「久々に英語を学びたい!」と思うようになった。さて、何をどうするべきか。こんな疑問を持つ中高年の方が少なくありません。
そんな時、多くの方が思いつくのが「英会話スクールに通う」ことです。英会話スクールに通って、外国人の先生との英会話のレッスンを受ければ、そのうち英語を話せるようになるだろうと考えます。或いは、英会話スクールは授業料が高いので、ネットで外国人の英会話講師を見つけて、カフェやスカイプで英会話のレッスンを受ける人もいます。この方法は家賃がかからない分、確かに授業料は、英会話スクールに通学するよりも安く済みます。
しかし、媒体が何であれ、そもそも「英語が久々!」という中高年の方々が、いきなり外国人講師との英会話のレッスンを受けることには賛成しかねます。このように言うと、「それは、おたくのスクールに来て欲しいからでしょ?」と思われてしまうかもしれません。スクール経営者として、その思いが全くないと言えばウソになりますが、それがメインの理由ではありません。むしろ、英語講師の立場で、そう思うのです。何故かと申しますと、外国人講師との「English Only!」(英語のみ)の英会話のレッスンは、「リハビリ」を必要とする中高年の方には不向きだからです。なぜなら、「習う」という要素が薄すぎるからです。
外国人講師との「English Only!」の英会話のレッスンに向いている人というのは、英語の基礎がしっかり固まっていて、英語での意思疎通に、ほとんど問題のない方です。外国人講師の言うことも問題なく聞き取れて、自分の言いたいこともほぼ言えるという方です。
そういった方であれば、レッスンで何かを新たに「習う」ということがなくても、問題ありません。「習う」よりも「使う」を重視したレッスンを受けることで、今の英語力をメンテナンスすることができます。そういった方にとっては、有意義な時間になるでしょう。逆に言うと、そうでない方が、外国人講師との「English Only!」の英会話のレッスンを受けても、相手の言うことが理解できない上、自分の言いたいことがほとんど言えず、沈黙の間が多くなるだけです。これでは、授業料と時間がムダになってしまいます。
「英語が久々!」という中高年の方々は、無理して外国人講師との「English Only!」の英会話のレッスンを受けるのではなく、きちんと「リハビリ」をした方がいい。 「オンライン英語教室のUB English」が開講する「中学英語からのやり直し」講座では、効率的な学び直しができるような「(英語の)リハビリメニュー」をご用意しております。ご興味ある方は、どうぞお気軽にお問合せ下さい。