「最近、会社が外資系になり、外国人の上司が来た」とか、「急に外国人のお客さんが増えた」などの理由から、久々に英語に取り組もうとする40~50代の方が増えています。そんな方が、私共のところへ来られた際、よく聞くのが「何から始めればいいですか?」というご相談です。本項では、この件について、論じてみたいと思います。
英語を学ぶ人たち、それぞれに目標があります。例えば「外国人の同僚や上司、或いはクライアントと英語で会話ができるようになるため」であったり、「大量に届く英文メールを素早く読みこなして、返信できるようになるため」であったり。しかし、目標がどうであれ、必要なのは「英語の基礎を固めること」です。そして、「英語4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)を含めた英語の総合力を高めること」です。
では、40~50代の方が久々に英語に取り組む際、どうやって、英語の基礎を固め、英語の総合力を高めていけばいいのか。それには、様々な方法がありますが、私がよく生徒さんにお薦めするのは、「英検対策」を通じた英語学習です。
何故、「英検」なのか。それは、先に述べた「英語の4技能」をバランス良く包括した試験だからです。4技能に加えて、その素地を成す語彙や文法の知識も問われます。ですので、「英検対策」をすることで、英語の総合力を強化することにつながるのです。
また、「英検」の良いところは、級別に分かれているところです。ですから、自分のレベルに合わせて、受験する級を選ぶことができます。それにより、合格に必要な知識を、ターゲットを絞って学ぶことができるので、学習効率が良くなります。
よく、英語を久々に学ぶという方は、文法の参考書を買ってきて、それらを一通りマスターしようと考えます。もちろん、それもムダではありませんが、文脈と切り離した形で文法を単独で学ぶというのは、学習効率という観点から言うと、必ずしも得策ではありません。
もちろん、何等かの事情があって、文法力強化に特化した学びが必要という人もいます。そういう場合は別ですが、先に挙げたような例では、文法だけにフォーカスするよりも、英語4技能の総合的な学びの中に、文法を包括させる形の方が得策だと思います。つまり、文法は必要に応じてその都度学ぶ、というものです。
いかがでしょうか。「オンライン英語教室のUB English」では、「英語を久しぶりに学ぶ」という40~50代の方を多く受け入れています。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。「無料個別カウンセリング」にて、ご質問やご相談に応じています。