現在分詞と過去分詞。どちらを使うべきかで迷うこと、ありますよね。そんな時は、それぞれが持つ、元々の意味合いを考えましょう。
現在分詞は、その動作を能動的に行う場合に用います。つまり、「する側」または「させる側」です。
一方、過去分詞は、その動作が受動的に行われる場合に用います。つまり、「される側」です。
例えば、running water「流水」。これは、water「水」が流れる側なので、動作は能動。よって、runningと、現在分詞(*原形はrun)を用います。
一方、a broken vaseは「割れた花瓶」という意味ですが、vase「花瓶」は何者かによって割られる側なので、動作は受動。よって、brokenと、過去分詞(*原形はbreak)を用います。
では、以下に例題を挙げます。日本語に合うように、空所に英単語を入れましょう。いずれも、一つ目の空所には分詞が、二つ目の空所には名詞が、それぞれ入ります。
①わくわくする試合:an (e )(g )
②退屈な映画:a (b )(m )
③中古品:a (u )(a )
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さて、先程の問題、わかりましたか?正解は以下の通りです。
①an exciting game
②a boring movie
③a used article
①:試合(game)は見る人をわくわくさせる側なので能動。よって、excitingと、現在分詞(*原形はexcite)を用います。
②:映画(movie)は見る人を退屈させる側なので能動。よって、boringと、現在分詞(*原形はbore)を用います。
③:品物(article)は元所有者に使われた側なので受動。よって、usedと、過去分詞(*原形はuse)を用います。