TOEICで600点を突破するには


 私共「オンライン英語教室のUB English」には、「TOEIC600点の壁を突破できない」と、ご相談に来られる方が少なくありません。そこで、本項では、TOEICで600点を突破するにはどうすればいいのかを論じてみたいと思います。

 生徒の状況にもよりますが、基本的に私が薦めるのは、リスニングの正答率を最低7割にまで引き上げることです。リスニングで7割正答できれば、リスニングのスコアは350点を超えます(*回によってスコアは多少前後します)。ですので、まずは(L350+R250=T600)を目指します。

 TOEIC対策を施して、それが結果に反映されやすいのは、リーディングよりもリスニングの方です。理由は2つあります。一つは、正答数が同じである場合、リーディングよりもリスニングの方が、スコアが上に出ることが多いからです。

 もう一つの理由は、リスニングセクションの問題形式にあります。リスニングセクション全100問中、69問が「マルチタスク型」です。その内訳は、Part3が39問、Part4が30問です。

 「マルチタスク型」とは、一つの問題に複数のタスクが含まれる問題のことです。現に、Part3、4の問題は、会話文やナレーションを「聞く」ことと、質問文や選択肢を「読む」こととを同時にこなさねばなりません。

 Part3は「会話文」、Part4は「ナレーション」という違いはあるものの、「マルチタスク型」という点では共通しているので、攻略法は同じです。「マルチタスク型」の攻略法は、質問文(および選択肢)を先読みし、「聞きながら解く」を実践することです。

 ですので、まずは、この「マルチタスク型」を徹底的にトレーニングし、克服することです。「マルチタスク型」は、リスニングセクションの約7割を占めていることから、「マルチタスク型」を制することが、リスニングを制すると言っても過言ではありません。

 「マルチタスク型」は「1題3問」ですので、まずは「2勝1敗」を目指しましょう。「マルチタスク型」が46勝23敗で、Part1が5勝1敗、Part2が19勝6敗なら、合計70勝30敗。リスニングセクションの正答率は7割に達します。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、600点の壁を突破できるよう、リスニングの正答率を7割に引き上げるためのトレーニングを行います。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。