TOEICは全部読んで解くべきか?


 TOEICを受験する多くの方が、リーディングパートの問題を最後まで解き切れずに終わってしまいます。

 では、いったいどうすれば、最後まで解き切れるのか。こう悩む方からは、「TOEICって、全部読んで解いた方がいいのですか?」というご質問をよく頂きます。

 これについて、中にはYesと答える先生もいらっしゃるようですが、私個人の回答は、Noです。なぜなら、全問を詳しく読んで解くとなると、時間が足りなくなるからです。

 とはいえ、斜め読みをすると、答えの核心部分が見つからなかったり、間違いの選択肢にひっかかったりもします。

 ですので、しっかり読んで解くものと、そうでないものとの「仕分け」が必要です。それは、問題のタイプによります。

 例えば、パート5の品詞問題であれば、文脈を要しませんので、文頭から一言一句詳しく読む必要はありません。

 また、パート7の情報を探すだけの問題についても、スキミング(ざっと読み)をしながら、必要な情報を拾うようにします。

 一方、文脈が必要な語彙問題(パート5)や、詳しい中身を問う問題(パート7)などは、しっかりと読み込みます。

 このように、問題のタイプに応じて、緩急をつけることが重要です。これが、TOEICのリーディングパートを最後まで解き切り、かつ高い正答率を得る要諦と言えます。

 もっとも、問題の仕分けを瞬時に行い、解くスピードに緩急をつけられるようになるには、相応のトレーニングが必要です。

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