英検3級二次試験・質疑応答対策①(出題パターンを覚えよう)


 英検3級二次試験は、大きく3つのセクション(①本文の内容確認[No.1]、②イラストの描写[No.2&3]、③質疑応答[No.4&5])に分けられます。

 このうち、最も難度が高いのは、③質疑応答です。ですので、英検3級二次試験に臨むにあたり、質疑応答対策は、しっかりと行いたいところです。

 では、具体的に、どういった対策が必要なのか。まずは、出題パターンを抑えておくことが重要です。

 質疑応答は、No.4とNo.5の2題、出題されます。この2つ、質問の仕方が異なります。No.4は「疑問詞疑問文」、No.5は「Yes/No疑問文」です。

 「疑問詞疑問文」とは、「どこで?」とか「何を?」といった5W1Hの疑問詞が文頭に来る疑問文のことです。以下に例題を挙げます。

(例題)What do you usually do on Sundays?

(訳文)あなたは普段、日曜日は何をしますか?

 このように、受験者自身の好みや習慣などに関する質問がなされます。ですので、これには、必ず「I」から始まる文で答えます。以下に解答例を挙げます。

(解答例)I usually go jogging (on Sundays).

(訳文)私は(日曜日は)たいていジョギングに行きます。

 ポイントは、きちんとした動詞句で答えることです。ここでは、go jogging「ジョギングに行く」がそれに当たります。

 この他、「公園に行く」ならgo to the park、「サッカーをする」ならplay soccer、「映画を見る」ならsee a movieです。

 こうした日常的な行為を簡単な「動詞+名詞」(動詞句)で言い表すこと。これが、No.4のポイントです。

 次にNo.5。No.5は「Yes/No疑問文」なので、「あなたは~しますか?」といった質問がなされます。以下に例題を挙げます。

(例題)Do you play any sports?

(訳文)あなたは何かスポーツをしますか?

 これには、まずYesかNoで答えます。その後、Follow-up question「追跡質問」がなされます。

Yes → Please tell me more.「もう少し詳しく話して下さい」。

No. → How often do you do exercise?「どれ位の頻度で運動しますか?」

 Yesと答えた場合、試験官は必ずPlease tell me more.と言います。ですので、より具体的な解答が求められます。以下に会話例を挙げます。

(会話例[Yesの場合])

A: Do you play any sports?「あなたは何かスポーツをしますか?」

B: Yes.「はい」。

A: Please tell me more.「もう少し詳しく話して下さい」。

B: I sometimes play tennis.「時々、テニスをします」。

 一方、Noと答えた場合は、Follow-up questionは多岐に渡ります。例えば、先に挙げたような質問(How often do you do exercise?)がなされます。以下に会話例を挙げます。

(会話例[Noの場合])

A: Do you play any sports?「あなたは何かスポーツをしますか?」

B: No.「いいえ」。

A: How often do you do exercise?「どれ位の頻度で運動しますか?」

B: (I do exercise) once a week.「週1回です」。

 このように、英検3級二次試験の質疑応答(No.4&5)には、一つの決まった出題パターンがあります。

 ですので、まずはこのパターンをしっかり頭に入れておくことが重要です。その上で、いろんな質問に対応できるよう、トレーニングをしておきましょう。

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