英語の大学入試には、よく英作文の問題が出ます。英作文は正解が１つではないだけに、受験者の実力が如実に表れます。
その意味で、英作文は大学入試の成否を左右する重要な問題だと言えます。ですので、英作文はしっかり練習をした上で、大学入試に臨みたいところです。
では、大学入試（英語）に出題される英作文とは、具体的にどんな問題なのか。以下に例題を挙げます。
（例題）以下の日本語文を英訳せよ［１０語で］。
「あなたは新しい靴を一足買ってもいい頃だ。」
英作文ではまず、文の骨格を作ります。ここでは「～してもいい頃だ」です。これには「It is time S V（過去形）.」という英語構文を用いて表現することができます。
「It is time S V（過去形）.」のSはyou「あなたは」で、Vはbought「買う」です。その後に、目的語のa new pair of shoes「新しい靴を一足」を置きます。
よって、「あなたは新しい靴を一足買ってもいい頃だ。」を英訳すると、It is time you bought a new pair of shoes.（１０語）となります。
「It is time S V（過去形）.」のVが過去形になる理由は、この構文が仮定法過去の一種だからです。
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