「しかし」以外のhoweverの意味


 高校英語では、多くの英語構文を習います。よって、大学入試を首尾よく突破するには、英語構文をしっかりとマスターしておくことが重要です。以下に例題を挙げます。

1. However hard I study, I don’t think that I can pass the exam.

2. No (     ) how hard I study, I don’t think that I can pass the exam.

 まず、1の文。Howeverと言いますと、逆説の意味で使うことが多いですが、ここでのHoweverは「しかし」という意味ではありません。

 Howeverの後に形容詞や副詞を置くと、「(たとえ)どれだけ~でも」という意味になります。

 よって、1の文の意味は「(たとえ)どれだけ一生懸命勉強しても、その試験に合格できるとは思わない」です。

 これと同じ意味になるように、2の文の空所に英単語を入れます。ヒントは、空所の前後のNoとhowです。

 もう、お分かりですか?正解はmatterです。「No matter how」で「(たとえ)どれだけ~でも」となり、Howeverと同じ意味になります。

 このように、英語の大学入試では、「However = No matter how」など、英語構文の知識を問う問題がよく出ますので、高校生の方は、ぜひ抑えておきましょう。

 「オンライン英語教室のUB English」の「大学入試対策(英語)」では、大学入試によく出る英語構文を習熟するためのトレーニングを行っています。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が、わかりやすく、ていねいに解説します。レッスンは「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で行います。

 「大学入試対策(英語)」にご興味ある高校生の方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2023年12月2日(土)、Amazon Kindleで『高校英語総合問題 語彙・文法・構文 完全トレーニング』を発売します。どうぞご利用下さい!