SVO(主語+動詞+目的語)の後に不定詞(to V)を置くケースが、しばしばあります。以下に例を挙げます。
(例)I’ll ask Tony to help us with this.
「私は、このことで私たちを手伝ってくれるよう、トニーに頼むつもりだ」。
上記の例文は、主語(I)+動詞(ask)+目的語(Tony)の後に不定詞(to help)が続いています。
これは、この文の本動詞であるaskにその特徴があるからです。askは「ask N to V」(NにVするよう頼む)という型をとる動詞です。
askの他にも「SVO+不定詞」の型をとる動詞はあります。例えば、tell。I told the boys to stop chatting.「私は男の子たちにおしゃべりをやめるよう言った」といった具合です。
この他、The teacher allowed her students to use a dictionary during the exam.「先生は生徒に試験中、辞書を使うのを許可した」のallowも「SVO+不定詞」の型をとります。
更に、Technology enables us to work wherever we are.「テクノロジーは私たちがどこにいても仕事をするのを可能にする」のenableも「SVO+不定詞」の型をとります。
今回取り上げたask, tell, allow, enableは「SVO+不定詞」の型をとる代表的な動詞です。こうした型を覚えると、正しい語法で英語を使いこなせるようになります。
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