「不定詞の形容詞的用法」とは


 英語の不定詞には、大きく3つの用法があります。それは、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つです。このうち今日は、形容詞的用法について解説します。

 「不定詞の形容詞的用法」とは、一体どういったものか。以下に例を挙げます。

(例)This is a tool to break ice.

「これは氷を砕くための道具です。」

 breakは「~を砕く」という意味の動詞ですが、to breakは「~を砕くための」という意味の不定詞で、前の名詞tool「道具」を後ろから修飾しています。

 つまり、この不定詞(to break)は形容詞的な働きをしているということです。よって、これを「不定詞の形容詞的用法」と言います。

 この他、Would you like anything to drink?「お飲み物はいかがですか?」のto drinkもまた「不定詞の形容詞的用法」です。

 anything to drinkは「お飲み物」という訳ですが、直訳すると「飲むための何か」です。このto drink(=不定詞)は形容詞的に働き、直前の代名詞anything「何か」を修飾しています。

 このように「不定詞の形容詞的用法」は、不定詞(to V)が直前の名詞または代名詞を後ろから修飾し、「~するための」という訳になります。

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