現在完了形とは、中学校で習う英語の文法項目です。現在完了形には、大きく3つの用法(①結果・完了用法、②経験用法、③継続用法)があります。
このうち今日は「現在完了形の経験用法」についてご説明いたします。
「現在完了形の経験用法」は「~したことがある」など、これまでに経験したことを述べる際に用います。以下に例文を挙げます。
(例)I have visited Angkor Wat once.
「私は一度、アンコールワットを訪れたことがあります」。
アンコールワットを訪ねたのは、もちろん過去のことですが、現在完了形はあくまでも現在に視点が向けられています。つまり、現時点においてアンコールワットを訪れた経験が一度ある、ということを述べたのが、上記の文(現在完了形の経験用法)という訳です。
「私は去年、アンコールワットを訪れた」であれば、I visited Angkor Wat last year. となります。これは、過去の話を述べているので、過去単純形を用います。
「過去単純形」は、過去の行為を述べる際に用います。一方、「現在完了形の経験用法」は、現時点での経験の有無を述べる際に用います。この二つ、区別が必要です。
「現在完了形の経験用法」の使い方、わかりましたか?
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