仕事で英語が使えるようになるためのTOEIC学習法


 「TOEIC対策」と言うと、どうしても目先のスコアにこだわった学習になりがちです。つまり、テストで良い点数を取るための勉強になってしまう、ということです。

 しかし、多くの社会人にとって、TOEICの勉強に励む目的は、単にスコアを伸ばすことではなく、仕事で英語を使えるようになるためですよね?

 であれば、その点を意識した学習をすべきです。

 例えば、リスニング。問題を解いて、丸付けをし、解説を読む。これだけでは十分とは言えません。むしろ、その後のフォローが大切です。

 具体的には、「精聴」を取り入れるといいでしょう。精聴とは、一文ずつ音声を流して、その文意をとる、というものです。

 シャドーイングやリピートとは違い、英語を口に出す必要はありません。あくまでも意味を理解すること。ですので、音声を流した直後に、その文の意味を日本語で答えます。

 この時、日本語で意味を即答できれば、その英文は完璧に聞き取れているということになります。逆に、答えられない場合は、ちゃんと聞き取れていない、ということです。

 聞き取れていない場合は、その箇所を何度も「巻き戻し→再生」し、細部まで聞き取るよう努めます。

 それでも聞き取れない場合は、スクリプト(本文)を見て、英文と日本語訳を確認します。そして、聞き取れなかった原因を分析します。

 それは、発音の誤認によるものなのか、それとも語彙の知識が不足していたからなのかなど、原因の究明が重要です。

 仕事で英語が使えるようになるには、細部まできちんと英文を聞き取れるようになることが重要なので、こうした学習法を薦めています。

 「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」では、今回取り上げた精聴など、仕事で英語が使えるようになるための様々な取り組みを推進しています。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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