よく、日本人はRの発音が苦手だと言われますが、実はLの発音も正しく出せていないかたが少なくありません。
では、Lの音を出すには、どうすればいいのか。
Lは Rとは違って、舌を反ることはしません。舌先を上の歯の裏側に付けます。そして、次に来る母音を出す準備（口の形をその母音の音に合わせる）をします。
そして、音を出す際、上の歯の裏側に付けている舌先を一瞬でパッと離します。そうすると、Lの正しい音が出るようになります。なお、口は予め軽く開けておきます。
Lから始まる単語を発音する際、日本語の「ヌ」の音を出す準備をすると、Lの正しい音を出しやすくなります。
日本語の「ヌ」は、舌先を上の歯の裏側よりも少し上の上あごに付けます。
厳密に言うと、英語のLは舌先の位置がそれよりも少し下ですが、日本語の音でLに一番近いのは「ヌ」です。
正しい音を出すには、口の形と舌の位置が正しくなくてはなりません。
よって、英語の発音力を強化するには、音を出す際の正しい口の形と舌の位置を習得する必要があります。
その際、「L」≒「ヌ」というように、対象となる英語の音に近い日本語の音を探して発話準備をすれば、英語の正しい発音を出す助けとなります。
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