「~は待ったなしだ」を英語で何と言う?


 よく、差し迫った課題について述べる際に、「~は待ったなしだ」って言いますよね。これって、英語で何と言うか、ご存知ですか?

 例えば、「飲食業界における人手不足の問題への対策は待ったなしだ」という文。これを英語でどう表現するか。

 まず、この文の主語は「Nへの対策」で、これを英語では、Measures against Nと言います。

 そして、Nに相当するのが「人手不足の問題」で、これを英語に直すと、the problem of a labor shortageとなります。「人手不足」はa labor shortageですね。

 次に「飲食業界における」。「~における」には、前置詞inを用います。「飲食業界」を英語では、the food and beverage industry(またはthe food service industry)と言います。

 よって、この文の主部である「飲食業界における人手不足の問題への対策」は、Measures against the problem of a labor shortage in the food and beverage industryとなります。

 この文の動詞はと言うと、「待つ」という意味のwaitです。「待ったなし」ということは、「待てない」=「待つことができない」という意味なので、cannot waitとします。

 更にその後に、「もうこれ以上」という意味のany longerやany furtherを付けます。よって、「待ったなしだ」はcannot wait any longerとなります。

 最後に、主語と動詞をくっつけて文を完成させましょう。Measures against the problem of a labor shortage in the food and beverage industry cannot wait any longer. です。

 この「~は待ったなしだ」(=cannot wait any longer)という表現。ライティングテストで使えそうなそうですよね。ぜひ、覚えておきましょう。

 このように、「使える英語表現」のストックを増やすことで、英検やTOEFL iBT、IELTSなどのライティングテストでは、スムーズに書き進めることができるようになります。

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