TOEIC対策にシャドーイングは有効?


 英語の音声が流れた直後にリピートする。この練習をシャドーイングと言います。これは、通訳の方などがよくやる練習で、英語を正確に聞き取るための訓練です。

 このシャドーイングをリスニングの練習に取り入れる一般の英語学習者もいるようですが、決して容易なことではありません。

 先にも述べたように、シャドーイングはそもそも、通訳など「超」が付く上級者向けの練習方法です。

 従って、TOEIC対策として、シャドーイングが適切な練習方法かと言うと、必ずしもそうではありません。

 TOEICで満点(990点)をとるぐらいの方が、更なる高みを目指してシャドーイングをやる。これは良いと思います。

 しかし、それ以外の学習者の方(とりわけTOEICのスコアが800点未満の方)にとっては、シャドーイングは有効な学習法とは言えず、やる必要はないと思います。

 むしろ、一般大多数の英語学習者には、「多聴」と「精聴」がおすすめです。

 「多聴」とは文字通り多く聴くこと。長めの会話文や説明文を聞き、全体の内容を大まかにつかむ練習です。一方、「精聴」は、一文ずつ聴いて、細部まで意味をしっかりと理解するための練習です。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」でも、リスニング強化策の一環として、「多聴」と「精聴」をレッスンに取り入れています。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上・TOEIC満点)が「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で「TOEIC対策」のレッスンを担当します。

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