英検1級勉強法(語源で増やす語彙対策)


 英検1級対策で一番大変なのが、語彙力強化です。これは皆さん苦労されます。なじみのない単語がたくさんあり、それをどうにか覚えなくてはなりません。

 英検1級用の単語集を丸暗記するにも、数が多くてなかなか覚えられない。また、覚えたと思ったら、すぐに忘れてしまう。こう嘆く方が少なくありません。

 そこで、記憶を助けるための何らかの工夫が必要になります。例えば、語源を元に覚えるという方法があります。

 英語には「pre-」という接頭辞が付く単語がたくさんあります。例えば、precede。これは「~に先行する」という意味の動詞です。

 接頭辞のpre-は「先」や「前」という意味を持ちます。語幹のcedeはgoのこと。文字通りprecedeは「先を行く」という意味です。

 この派生語のprecedentは「前例」という意味の名詞です。また、「~に先行する…」という意味の形容詞でもあります。

 更にその派生語のprecedentedは「前例のある」という意味の形容詞です。この反意語のunprecedentedは「前例のない」という意味の形容詞で、un-は否定を表す接頭辞です。

 precede「~に先行する」、precedent「前例」、unprecedented「前例のない」。これらは全て英検1級対象語彙です。英検1級を受験する方は、ぜひとも覚えておきたい単語です。

 このように、「pre-」という接頭辞を知っているだけで、語彙の知識がどんどん広がっていきます。こうして、芋づる式に語彙を増やせば、英検1級語彙問題にも強くなります。

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