英検1級大問1の時間配分


 英検1級の筆記試験(大問1~4)の時間は100分です。この100分をどう使うかは、受験者の任意です。時間配分を誤ると、実力を十分発揮できずに終わる可能性があります。

 特に、試験冒頭でつまずくと、波に乗れず、試験全体に悪影響を及ぼす恐れがあります。それだけに、大問1の時間配分が重要になります。

 では、英検1級大問1の語彙問題には、どれぐらいの時間をかけるべきなのか。私が推奨するのは、最大15分です。

 15分で大問1の25問を解く。となると、1問あたり36秒で解くことになります。これが、英検1級大問1の1つの問題にかけられるマックスの時間です。

 1問あたり36秒がマックス。こう言われると、なんだか随分忙しない気もしますが、大問1は、知識の有無を問うものなので、それぐらいで十分だと思います。

 4つの選択肢、全ての意味を知っていればすぐに解けます。逆に知らないと、いくら時間をかけても解けません。なので、大問1に時間をかけすぎるのは、得策ではありません。

 もっとも、急ぎ過ぎて文意を正しく取れないと、誤答する可能性もあります。そう考えると、1問36秒(大問1全体で15分)というのが、妥当かと思います。

 もし、1問30秒で解けると、大問1全体で12分30秒となり、2分30秒節約できます。これは、大問2の1問分に相当する時間です。

 1問36秒(理想は1問30秒)で、英検1級大問1の問題を解けるようになるには、英検1級対象語彙の習熟度を極限まで高める必要があります。

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