英検1級英作文のTopic sentenceの書き方


 英検1級英作文(ライティング)では、与えられたTopicに対して、賛成か反対かを表明し、その理由を3つ挙げる必要があります。

 つまり、3つのBodyを作る必要がある、ということです。そして、各Bodyの第1文にはTopic sentenceを置きます。

 Topic sentenceとは、その段落の要旨を一文で簡潔に説明するものです。このTopic sentenceを上手に打ち出せるかが、英作文の成否のカギを握ります。

 では、このTopic sentence、どのように書けばいいのか。9/12(月)のブログで取り上げたTopic(Should Japan aim to abandon nuclear power?)を使って例を挙げます。

 このTopicに対してYesと答えるとします。その場合の考え得るTopic sentenceは以下の通りです。

①Nuclear power can have a negative impact on the environment.(10語)

「原子力は環境に悪影響を及ぼす恐れがある。」

②Nuclear power is not cost-effective in the long run.(9語)

「原子力は長い目で見るとコスト効率が良くない。」

③Nuclear power can be used for military purposes.(8語)

「原子力は軍事目的に使用される可能性がある。」

 このように、要旨を簡潔にまとめたものがTopic sentenceです。事実、語数は全て10語以内に収めています。これ以上の詳細は、2文目以降に取っておきます。

 例えば、①であれば、チェルノブイリ原発事故のことや、放射能汚染の話などは、Topic sentenceでは触れずに、その後のSupporting sentence(s)で述べるようにします。

 このTopic sentence、一見簡単そうですが、いざ作るとなると、意外と難しいものです。これには、相応の訓練が必要です。

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