関係詞とは


 関係詞は、英文法では必須項目で、中学、高校でも必ず習います。それでも生徒さんから「そもそも関係詞って何ですか?」と質問を受けることが、しばしばあります。

 thatやwhich、whoなどの関係代名詞は、恐らく皆さん聞いたことがあると思います。それに、whereやwhenなどの関係副詞。これらの総称が「関係詞」です。

 さて、この関係詞。どんな時に使うかと言いますと、関係詞の前の名詞(=先行詞)を関係詞以下の語句が後ろから修飾する際に使います。以下に例を挙げます。

(例文)The man who is talking with Cindy is her boyfriend.

(訳文)シンディーと話しをしているその男性は、彼女のボーイフレンドです。

 関係詞(関係代名詞)whoの前の名詞man(先行詞)をwho以下の語句(is talking with Cindy)が修飾しています。

 この文の骨格は、The man is her boyfriend. です。但し、これだとどの男性かがよくわからないので、who is talking with Cindyという語句で、manを修飾しています。

 なお、今回の文では、先行詞(関係詞以下からの被修飾語)がmanと、「人」の名詞なので、関係詞whoを使っています。

 先行詞が「物」の場合、関係詞はwhichを使います。または、先行詞が「人」でも「物」でも使えるthatを用いることもできます。

 このように、関係詞とは、直前の名詞を後ろから修飾する際に用います。この基本原則を抑えれば、関係詞の習得は、それほど難しくはありません。

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