関係副詞whenの使い方


 whenには大きく3つの使い方があります。一つ目は「いつ?」という意味の疑問詞、二つ目は「~する時」という意味の接続詞、そして三つ目は関係副詞です。

 最初に二つは、恐らく多くの方にとって、なじみのあるものかと思います。問題は関係副詞のwhen。これをどんな場面で使うのか。以下に例を挙げます。

(例文)I was born in 1973, when an oil crisis arose.

(訳文)私は石油ショックが起きた1973年に生まれた。

 このwhenは「いつ」とも「~する時」とも訳しません。実際、訳文の中にwhenに該当する語句は見当たりません。

 直前のin 1973「1973年に」をwhen以下が修飾しています。このin 1973は副詞です。そして、「in 1973 = when」なので、このwhenは関係副詞と呼ばれます。

 このように、「前置詞+時を表す名詞」(=副詞)を先行詞にとり、なおかつ後ろに節(S+V)を置くというのが、関係副詞のwhenの特徴です。

 実際、上の例文でwhenの前後をご覧頂くと、先行詞が「前置詞+時を表す名詞」(=in 1973)で、かつ後ろに節(an oil crisis arose)を置いています。

 如何でしたか?関係副詞のwhenの使い方、お分かり頂けましたか?

 「オンライン英語教室のUB English」の「基本英文法」では、関係副詞のwhenの他、英文法の大事な項目を指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が「完全マンツーマン」で指導します。

 レッスンは「完全オンライン」なので、パソコンやスマートフォンを使って、ご自宅等で受講頂けます。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2022年8月27日(土)、Amazon Kindleで『英文法項目別トレーニング<関係詞>』を発売します。どうぞご利用下さい!