2音節語の比較級の作り方


 tall「背が高い」やhigh「(高さが)高い」など、1音節語の比較級は、語尾に-erを付けます(*taller, higher)。

 一方、beautiful「美しい」やimportant「重要な」など、3音節語の比較級は、前にmoreを付けます(*more beautiful、more important)。

 では、2音節語の比較級は、どうやって作るのでしょうか。これには、2つのパターンがあります。

 まず、語尾が-y, -er, -ow, -leの語の場合、語尾に-erまたは-ierを付けます。例えば、pretty「かわいい」。この比較級は、prettierです。

 この他、clear「明らかな」の比較級は、clearer。「狭い」という意味の形容詞narrowの比較級は、narrowerです。また、noble「高貴な」の比較級は、noblerです。

 次に、語尾が-y, -er, -ow, -le以外の語は、前にmoreを付けます。例えば、careful「注意深い」の比較級は、more careful。類語のcautiousも、more cautiousとします。

 このように、2音節語の比較級の作り方には、一定のルールがあります。このルールを覚えておくと、迷わずに済みますね。

 では、ここで問題です。「(時間的に)早い」という意味の形容詞earlyの比較級は、どうやって作るでしょう(*答えはこのページの最後に)?

 「オンライン英語教室のUB English」の「基本英文法」では、2音節語の比較級など、英語学習者が混同しやすい文法項目を、指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が「完全マンツーマン」で、わかりやすく、ていねいに指導します。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2022年7月23日(土)、Amazon Kindleで『英文法項目別トレーニング<比較>』を発売します。どうぞご利用下さい!

*正解はearlier。2音節語で、語尾が-yなので、語尾に-ierを付けて比較級を作ります。