「TOEICを受験すると、いつも最後まで解き切れずに終わってしまう」と言う方が少なくありません。
その原因の一つが「読み返し」です。つまり、Part7の読解問題において、本文中の同じ箇所を二度、三度と読み返してしまう、ということです。
では、TOEIC Part7での「読み返し」を減らすには、どうすればいいのか。
必要な対策は幾つかありますが、中でも最も重要なのは、語彙力の強化です。とりわけ、TOEICによく出る語彙の習熟度を極限まで上げることです。
これには、大きく二つの方法があります。一つは、市販のTOEIC対策用の単語集を使って行う方法。もう一つは、「TOEICオリジナル単語集」を作ることです。
「TOEICオリジナル単語集」とは、TOEICの問題集に取り組んだ時に遭遇した未知語をその都度ノートに書き留めたものです。
一定量がたまると、市販の単語集に匹敵するものとなります。市販のTOEIC対策用の単語集とTOEICオリジナル単語集とを併用してもいいでしょう。
それらを何度も、何度も見返して、しっかりと暗記をする。そして、見出し語（英単語）を見た瞬間、訳語を即答できる状態を作り上げます。
こうして、TOEICによく出る語彙の習熟度を極限まで高めます。そうなると、TOEIC Part7の読解問題において、一回で意味が取れるようになり、「読み返し」の回数は自ずと減っていきます。
読み返しが減ると、解ける問題が増え、正答数も増える。そうなると、TOEICのスコアはアップします。
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