リスニング対策で重要なこと


 「英語が聞き取れない」。こう嘆く方が少なくありません。実際、私共にも「リスニングをどうにかしたい」といったご相談を頂くことがよくあります。

 その際、「リスニング対策として、どんなことをなさっていますか?」と尋ねると、「アプリやネットで毎日、英語を聴くようにはしています」と言う方が多いです。

 そして、「それ以外にはどんなことをされてますか?」と聞くと、「いえ、特に何も」とおっしゃる。

 つまり、英語が聴けるようになるために、ひたすら英語を聴く練習をされている、ということです。

 確かに、英語が聴けるようになるために、英語を聴く絶対量を増やすことは、極めて重要です。ただ、それだけでは十分とは言えません。

 では、他にどんな対策が必要なのか。

 色々ありますが、一つ大事なことは、語彙力の強化です。つまり、英語が聴けるようになるためには、語彙力の強化が不可欠だということです。なぜか?

 例えば、ある講義を英語で聞くとします。その際、その講義の内容に関する用語が幾つか登場する可能性があります。

 その用語の知識がないと、どうなるか。速度調節をして、発話速度をゆっくり目にしたとしても、恐らくその箇所は理解できないでしょう。それは、英語を聞き取れていないからではなく、単語の意味を知らないからです。

 では、どうすればいいのか。

 リスニング対策において重要なのは、「聴きっぱなしにはしないこと」です。つまり、その後のフォローが大事だということです。

 具体的には、聴いた後、必ずスクリプトを精読し、そこに出てきた語彙をしっかりとチェックすることです。

 そして、知らない単語は意味を調べ、それを覚えるという作業が必要です。それも含めてリスニング対策です。ただ、ひたすら英語を聴くだけがリスニング対策ではありません。

 「オンライン英語教室のUB English」の「リスニング強化」では、語彙力強化など、リスニング力アップに必要な対策を包括的に行います。

 「英語が聞き取れない」という悩みを解消したい方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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