TOEICのリスニングで400点を取るための対策


 TOEICのスコアが現状600点で、その内訳が、リスニング320点、リーディング280点だとします。

 ここから700点を目指す際、リスニングとリーディングの両方を50点ずつアップさせるよりも、一定期間リスニングに特化し、リスニングのスコアを大きく伸ばすよう努めた方が得策かもしれません。

 例えば、リスニング400点、リーディング300点、合計700点といった具合です。

 TOEICのリスニングで400点を取るには、リスニングパートで約8割の正答が必要となります。パート別の内訳の目安は以下の通りです。

パート1: 5/6

パート2:22/25

パート3:30/39

パート4:23/30

トータル:80/100

 リスニングの徹底強化に励みながら、同時に語彙力強化にも努めることで、リーディングのスコアも微増させる、という方法です。

 実際、この方法で600点前後だったTOEICのスコアを700点超にまで伸ばした生徒さんが何人もおられます。

 では、具体的にどんな対策を講じたのか。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、TOEICのリスニングで400点を取るための対策として、主に以下の5つのトレーニングを行っています。

①多聴

②精聴

③TOEIC力の強化

④発音力の強化

⑤語彙力の強化

 まず、①多聴。これは、文字通り英文を多く聴くことです。ある会話文やパッセージを聴き、全体の主旨をつかむためのトレーニングです。これに加えて、自主学習では、TOEICのリスニング問題を数多く解き、英語を多く聴くことを目指します。

 次に、②精聴。これは、一文ずつ正確に聞き取るトレーニングです。細かいところまでしっかり聞く練習を行います。内容を大雑把には理解できても、幾つか聞き落とした箇所があると、TOEICの問題には正答できない可能性があります。

 ③TOEIC力の強化。これは、とにかくTOEICのリスニング問題に正答するためのスキルを磨くトレーニングです。「読みながら聞く」といったマルチタスクや、言い換えにすばやく反応するための情報処理能力などを鍛えます。

 ④発音力の強化。英語が聞き取れない原因の一つに、音声認識の不足が挙げられます。正しい音声認識が不足していたために、「読めばわかるのに聞き取れない」といったことが起こります。それをなくすために、英語の正しい発音を身に着けるトレーニングを行います。

 ⑤語彙力の強化。本文や質問文、選択肢に知らない単語があると、正答できる確率が大幅に下がります。よって、リスニングパートのスコアを上げるには、単に耳を鍛えるだけでなく、語彙を増やす必要があります。

 以上の対策を通じて、TOEICのリスニングで400点を取ることを目指します。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。

 レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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