英語教師の英語勉強法③(英語学習者としての経験値を増やそう)


 英語教師として、どんな勉強をすべきか。これについて、私は「いろいろやってみる」のが一番だと思っています。

 つまり、英語学習者としての経験値を増やす、ということです。そうすることで、生徒の立場を理解しやすくなります。

 生徒が何かで行き詰ると「どうすればいいのか」と悩みます。そんな時、「こういう方法があるよ」という先生からのアドバイスで、生徒は救われることがあります。

 この時、生徒にかけるアドバイスは、具体的であればあるほどいい。例えば、「〇〇っていう教材があるよ」とか、「△△っていう動画があるよ」など、です。

 そこから更に突っ込んで、教材の使い方までアドバイスできると、生徒は学習方法をイメージしやすく、実行しやすいでしょう。

 こうしたアドバイスは、先生自身がその教材を使って実際に学習した経験があってこそできることでもあります。

 だからこそ、我々英語教師は「いろいろやってみる」のがいいと思うのです。英語教師の英語学習は、教師自身のためでもあり、また生徒のためでもあるのです。

 世の中には、無数の英語教材がありますので、英語学習の機会はいくらでもあります。

 この他、英語教材として作られたもの以外からでも、英語を学ぶことはできます。そうしたものを活用して英語を勉強する。これも学習者としての経験値を増やす良い方法です。ですので、ぜひ、いろいろお試し下さい。

 これは、私自身にも言えることです。私にも知らない教材はたくさんあります。実際、私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」の「Teacher trainingコース」の受講者の方から、教材や素材を教えてもらうことがあります。ですので、Teacher trainerである私も日々勉強です。

 そんな私ですが、拙著『英語教師の為の英語勉強法』を2022年2月5日(土)、Amazon Kindleで発売します。よろしければお読みください。

*「オンライン英語教室のUB English」の「Teacher training」では、英語教師のための英語力強化およびティーチングスキル向上のためのトレーニングを「完全マンツーマン」で行っています。ご興味ある英語教師の先生方、および英語教員志望の方、まずはお気軽にお問合せ下さい。詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。