someとseveralの違い


 生徒さんが書いた英文エッセイの添削をしていますと、someとseveralの混用がしばしば見られます。そして、レッスンの際、その違いを説明することが、よくあります。

 さて、このsomeとseveralの違い。皆さん、ご存知ですか?

 この2つ、意味はほぼ同じです。共に「いくつかの」という意味です。ただ、severalの方がsomeよりも若干多い感じです。少ない方から順にa few ⇒ some ⇒ severalです。

 また、品詞は共に形容詞で、あとに名詞が続きます。ただ、あとに続く名詞に、少し違いがあります。

 someは、あとに可算名詞(の複数形)も不可算名詞も置くことができるのに対し、severalは、あとに可算名詞(の複数形)しか置くことができません。つまり、severalのあとに不可算名詞は続かない、ということです。

 ですので、例えば、

I met some people at the party last night.

I met several people at the party last night.

というのは、両方OKです。意味は共に「昨夜のパーティで何人かの人に会った」です。peopleは可算名詞(の複数形)扱いです。

 一方、I usually drink some coffee in the morning.「私はたいてい朝、コーヒーを飲みます」という文。この文のsomeをseveralに置き換えることはできません。なぜなら、あとに続くcoffeeが不可算名詞だからです。

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