昨日のブログで、TOEIC900点を獲るには、リスニングで430点前後、リーディングで370点前後、それぞれ獲る必要がある、と述べました。
リーディングで370点を獲るには、75~80%程度の正答率が必要です。つまり、リーディング100問中75~80問、正答する必要がある、ということです。
正答率80%(100問中80問正答)とした場合の各パートの内訳の目安は以下の通りです(*S=シングルパッセージ、DT=ダブル・トリプルパッセージ)。
Part5 :25/30
Part6 :12/16
Part7S :23/29
Part7DT:20/25
TOTAL :80/100
TOEICのリーディングセクションは、75分で100問を解かねばならず、時間が非常にタイトな試験です。事実、最後まで解き切れずに終わってしまう受験者が多くいます。
しかし、TOEIC900点を獲るには、100問きちんと解き切ることが肝要です。その意味で、「速解力」を養成する必要があります。
まず、Part5。無駄な箇所を読まずに、1問平均20秒ペースで解くこと。そのために、語彙や語法の知識を増やし、型を習得することが重要です。
単語の意味だけでなく、語の正しい使い方をきちんとマスターすること。これには、日頃から、単語の使われ方に意識を配ることが役立ちます。
例えば、英文を読む際、内容を理解することに意識を向けるかと思います。もちろん、内容を理解することが最も重要なのですが、語法の知識を増やすには、その後に、語法に意識を払いながら再読するといいでしょう。
そうすると、「あっ、この動詞は、この前置詞と相性が良いんだな」などと、新たな発見があるはずです。これが、Part5の問題を速く、かつ正確に解くことに寄与します。また、Part7の答えの核心部分の正確な読み取りにも貢献します。
Part7では、ただ漫然と英文を読むのではなく、「問われたことに答える」ことを意識しながら読み進める必要があります。
よって、質問を見て、その答えを本文中から探し出す、ということを強く意識して取り組むことが重要です。
ですので、TOEICの問題集に取り組む際、ただ問題を解いて、丸付けして終わり、とはしないこと。むしろ、その後のフォローが大事です。
まず、1回目は、とにかく答えを見つけることにフォーカスします。じっくり読んで全文の詳細理解に努めるのではなく、です。
そして2回目は、語法に着目しながら本文を読みます。これにより、語法の知識を含めた「芯の太い語彙力」を身に着けるよう努めます。
これを続けることにより、英語力そのものに加えて、「TOEIC力」(TOEICのリーディング問題を速く解き、かつ正答する力)が養成されます。
まとめますと、TOEIC900点を獲るために必要なリーディング対策は以下の2つです。
1.問われたことに対して素早く正答を見つける力の養成
2.語義および語法の知識を含めた芯の太い語彙力の養成
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