受動態で使われることが多い動詞


 受動態の基本形は「be動詞+動詞の過去分詞形」。この形を使えば、基本的には、他動詞なら、どんな動詞であっても、受動態が作れます。

 ただ、そんな中でも、特に「受動態で使われることが多い動詞」というのがあります。それらの一部を今日はご紹介したいと思います。

 例えば、「今日、彼は怪我をしているので、サッカーができない」という文。これを英語にすると、Today he is injured, so he cannot play soccer. となります。

 「怪我をしている」という箇所がis injuredと受動態になっています。これは、injureという動詞が「(人を)怪我させる」という意味だからです。

 ですので、彼は「怪我をさせられている側」な訳です。よって、受動態を用います。日本語の「~している」に引っ張られて、he is injuringとはしないようにしましょう。

 この他、「あなたは疲れているので、休息をとる必要がある」という文。これを英語にすると、You are tired, so you need to take a rest. となります。

 「疲れている」という箇所がare tiredと受動態になっています。これは、tireという動詞が「(人)を疲れさせる」という意味だからです。

 他には、「私は日本の歴史に興味があるので、いつか京都に行ってみたい」という文。これを英語にすると、I’m interested in Japanese history, so I want to go to Kyoto someday.となります。

 「~に興味がある」という箇所がam interested inと、やはり受動態になっています。これは、interestという動詞が「(人)に興味を持たせる」という意味だからです。

 このように、injure、tire、interestなど、受動態で使われることの多い動詞がいくつかあります。これらを例文と併せて覚えることで、正しい使い方をマスターしやすくなります。

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