大人の英検対策⑦(二次試験[面接・スピーキング]に備えよう)


 英検は、一次試験(リーディング、ライティング、リスニング)に合格すれば、二次試験(スピーキング)を受けることになります。

 「スピーキングかぁ。今までほとんどやったことがないので不安だなぁ」と思う大人の英語学習者の方が少なくありません。

 確かに、何の準備もせずに、二次試験に臨むと、苦戦することが予想されます。逆に、しっかりとトレーニングをして臨めば、大丈夫です。

 むしろ、スピーキングの能力を伸ばす良い機会だと思います。英検二次試験対策を通じて、「きちんと英語を話す力」を身に着けることができます。

 ですので、「せっかく英語を学ぶのだから、ブロークンな英語ではなく、正しく英語を話せるようになりたい」という方にとっては、英検二次試験対策は非常に有効だと言えます。

 二次試験は、試験官との面接です。3級、準2級、2級、準1級は日本人の面接官が一人で、1級は日本人と外国人(英語のネイティブスピーカー)の二人の面接官が付きます。

 面接の形式や扱われるトピックについては、級によって異なります。英検公式ホームページに過去問が公開されていますので、閲覧してみて下さい。

 よく、英検二次試験のことを「ちょっとした英会話でしょ?」と考える人がおられますが、これは正しい認識ではありません。

 あくまでもスピーキングの能力を測る試験です。面接官は「会話の相手」ではなく、「出題者」であり、また受験者の能力を査定する「検査官(試験官)」でもあります。

 ですので、英検二次試験では、面接官との会話のやりとりはありません。あくまでも、面接官が質問したことに、受験者は答えるだけです。

 非常に事務的な感じがしますが、英検二次試験はあくまでも「テスト」ですので、そう割り切って臨む必要があります。

 英検二次試験で大事なこと。それは、至極当然のことではありますが、「聞かれたことに忠実に答えること」です。

 「色々としゃべった。でも、ポイントがずれている」。これでは、英検二次試験においては、良い点数がもらえません。

 問われたことに、ズバリ答える。もちろんその際、単語や文法を正しく使うことが重要です。内容面と言語面の両面での「正しさ」が求められます。

 これには、事前の準備が不可欠です。「オンライン英語教室のUB English」の「大人の英検対策」では、英検二次試験で高い評価を得るための「答え方」をトレーニングします。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容に関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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