英検は、英語4技能を測る試験ですので、当然、読解問題も含まれます。
「学生時代、受験勉強等で、英語の長文は読んだけど、英語から随分遠ざかっている」。そんな大人の英語学習者の方が、いきなり英検の長文問題に取り組むと、ちょっと戸惑われるかもしれません。そこで、まずは、構成と特徴を把握しておきましょう。
英検の読解問題は2種類あります。一つは「長文空所補充」で、もう一つは「内容把握問題」です。内容は、環境や社会問題等、多岐に渡ります。
「長文空所補充」は、英語の長文が2~3段落構成になっていて、各段落に一か所、空所が設けてあります。前後の文脈などから判断し、空所に適切な語句を入れます(4択)。
この問題では、文章の流れをしっかりとつかむ必要があります。その意味で、英単語や英文法といった英語の知識もさることながら、国語力も必要になります。
一方、「内容把握問題」は、英語の長文が3~4段落構成になっていて、各段落の具体的な内容を問う問題が出題されます。本文の内容と一致する選択肢を選びます(4択)。
こちらは、語彙力、とりわけ類語の知識が必要になります。なぜなら、正解となる選択肢では、本文中で使われている語句と同じ意味を持つ別の単語で言い換えているからです。
また、本文中に必ず答えの核心部分がある訳ですが、それをすばやく見つける「情報処理能力」も必要です。
このように、英検の読解問題では、様々なスキルが必要となります。よって、読解問題で正答率を上げるには、相応のトレーニングが必要です。
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