TOEFL ITP Section 2(間違い探し)の勉強方法


 私は「TOEFL ITP対策」を受け持っていますが、Section 2の「間違い探し」の問題を苦手とする生徒さんが多いと感じます。

 そして、よく「間違い探しで正答率を上げるには、どうすればいいですか?」と質問されます。つまり、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」の勉強方法がわからない、と。

 TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」は、扱われる文法項目が多岐に渡っています。従って、「これだけやっておけばいい!」というものは、正直、ありません。

 文法を幅広く、そして深く、理解しておく必要があります。とはいえ、学習時間には限りがあります。

 よって、文法書の第1章から最終章まで、全てをくまなくカバーし、完璧に仕上げるというのは、物理的に不可能かもしれません。

 ですので、数ある文法項目の中でも、特に自分にとって必要と思われる項目に的を絞って学習するのが現実的と言えるのではないでしょうか。

 では、具体的に、どうすればいいのか。まずは、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」の問題を一通り解いてみるといいでしょう。

 その上で、自己分析を行います。つまり、どういったタイプの問題でつまずくことが多いかを把握する、ということです。

 その結果、例えば、「時制」と「分詞」の問題での誤りが多いということがわかれば、それらの項目を、英文法の参考書でチェックします。

 その際、例文や解説をよく読み、「理屈」を理解することが重要です。ただ、字面を追うだけではなく。

 また、英文法の参考書で得た知識を定着させるために、それらの文法項目の練習問題を解きたいところです。

 単元ごとにターゲットとする文法項目が分かれている問題集を購入し、必要な項目の問題を優先的に解くようにします。

 こうして、あやふやだった知識が、しっかりと固まってくれば、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」での正答率も少しずつ上がっていくはずです。

 あとは、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」の実践問題をたくさん解くこと。それにより、文法的に間違っている箇所を素早く見つけることができるようになります。

 「自己分析」→「理屈を理解」→「正しい知識の定着」→「実践練習」。これが、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」で正答率を上げるための必要なステップです。

 これら一連のステップを自分一人でこなすのは、大変かもしれません。もし「大変だ!」と感じたら、私共「オンライン英語教室のUB English」まで、お気軽にお問合せ下さい。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEFL ITP対策」では、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」で正答率を上げるための必要なステップを全てサポート致します。

 レッスンは「完全マンツーマン」ですので、生徒さん個々の状況に合わせてカリキュラムをカスタマイズ致します。

 レッスン内容に関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。そこで、レッスンの進め方や学習方法などをご提案致します。

 尚、明日[2021年4月10日(土)]、Amazon Kindleにて『TOEFL ITP Section 2 間違い探し完全攻略』を発売致します。どうぞご利用下さい。