TOEFL ITP Section 2(間違い探し)対策⑤(関係詞)


 TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」には、色んなタイプ文法問題が出題されます。では、具体的にどんな問題が出るのか。以下に例題を挙げます。

(例題)Ipswich, which(A) Donald Howard was born(B) and grew up, is getting increasingly(C) popular among(D) young married couples.

 この文の意味は、「Donald Howardが生まれ育ったIpswichは、若い夫婦の間で、増々人気になってきている」です。

 この文の構造を見ますと、Ipswichが主語、is gettingが動詞です。そして、主語と動詞の間に、関係代名詞節が挿入されています。

 つまり、この文は、以下の2つの文を、関係代名詞を用いて1つの文にした、ということです。

①Donald Howard was born and grew up in Ipswich.

②Ipswich is getting increasingly popular among young married couples.

 ①の文を見ますと、Ipswichの前に前置詞inがあります。このinが、上の例題の文では消えてしまっています。

 ですので、grew upの後、もしくはwhichの前に、元々あった前置詞inを置く必要があります。

 よって、正解は(A)です。Ipswich, in which Donald ~とする必要があります。または、in whichを関係副詞のwhereに置き換えることもできます。

 このように、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」では、関係詞の用法を問う問題がしばしば登場します。

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