TOEIC Part 2によく出る応答パターン④(Why?に対する答え方)


 TOEIC Part2の質問文が、Whyから始まる疑問詞疑問文である時、多くの受験者は、まるで条件反射の如くBecauseから始まる応答文を期待します。

 しかし、TOEIC Part2では、Whyに対して、必ずしもBecauseで答えるとは限りません。むしろ色んな応答パターンがあります。以下に例を挙げます。

Q: Why were you late for the meeting?「何故、会議に遅れたのですか?」

A: I was stuck in traffic.「交通渋滞にはまり込んでしまいました」。

 これ、会話として、不自然ではないですよね。応答文でBecauseを使っていなくても。

 この問題に正答するのに、キャッチすべき語は、質問文のWhyとlate、応答文のstuckとtrafficです。

 これら4つの単語は、文の意味を成すための「重要語」ですので、強く発音されます。そう、聞き取りのポイントは、まさにこれなのです。

 つまり、強く発音される単語をしっかりと拾うことです。それができれば、文の主旨をとることができます。

 TOEIC Part2の問題に正解するには、質問文と応答文の主旨をとること。これが重要です。一言一句全てを聞き取る必要はありません。

 ですので、Whyから始まる疑問文において、文頭の疑問詞Whyを聞き取ることは、もちろん重要ですが、それだけでは不十分です。Whyともう一つ、重要語を拾う。それにより、質問文の主旨をとることができます。

 そして、応答文では、必ずしもBecauseから始まるとは限らないということを頭に入れた上で、聞くようにしましょう。

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