TOEIC Part 2によく出る応答パターン③(Yes/No疑問文での危険な選択肢)


 昨日のブログで、TOEIC Part 2の「Yes/No疑問文」では、質問文で使われた語句を、正解の応答文で、別の語句に言い換えることが多いと述べました。

 逆に言うと、質問文で使われた語句をそのまま使っている応答文は、間違いの確率が高いと言えます。以下に具体例を挙げます。

<TOEIC Part 2の問題例>

Q: Have you submitted your report, yet?「もう報告書を提出しましたか?」

A: No. That’s his report.「いいえ。あれは彼の報告書です」。

B: I handed it in yesterday.「昨日出しました」。

C: I’ll submit to their decision.「私は彼らの決定に従います」。

 この問題、正解はBです。Bは、質問文で使われているsubmit「~を提出する」をhand in「~を提出する」に、report「報告書」をit(代名詞)に、それぞれ言い換えています。

 一方、Aではreportが、Cではsubmitが、それぞれ質問文と重複しています。よって、「危険な選択肢」と言えます。

 この問題の質問文(Have you submitted your report, yet?)で、重要度の高い単語は、submittedとreportの2つです。よって、これらは強く発音されます。

 つまり、それだけ受験者の耳に残りやすい単語なのです。よって、TOEICに不慣れな受験者は、つい耳に残った単語に引っ張られて、「危険な選択肢」を選びがちです。

 こうなると、まさに相手(ETS=English Testing Service[TOEICの問題作成機関])の思う壺です。

 こうした、相手が仕掛けるワナに引っかからないようにするには、相応のトレーニングが必要です。

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