TOEIC Part2で出題される質問文は、大きく3つのタイプに分けられます。
①Yes/No疑問文
②疑問詞疑問文
③肯定文・否定文
このうち、今日は「①Yes/No疑問文」を取り上げ、その応答パターンの一部をご紹介致します。
「Yes/No疑問文」とは、例えば、Have you submitted your report, yet?「もう報告書を提出しましたか?」などです。
こういった質問に対して、どう答えるか。多くの受験者が、Yes/Noで答えることを期待します。
しかし、TOEICでは、必ずしもYes/Noで答えるとは限りません。いや、それどころかむしろ、素直にYes/Noで答えないことの方が多いぐらいです。
「Yes/No疑問文」なのにYes/Noで答えない。一体どういうことなのか? 例えば、こんな具合です。
Q: Have you submitted your report, yet?「もう報告書を提出しましたか?」
A: I handed it in yesterday.「昨日出しました」。
質問文が「Yes/No疑問文」にも関わらず、応答文ではYes/Noとは答えていません。でも、この会話文、意味は通りますよね。内容から「Yes」だとわかります。
そう、TOEIC Part2では、このように「実質Yes」(又は「実質No」)という応答が、「Yes/No疑問文」に対して正解になることが多いのです。
では、「実質No」の応答だと、どうなるか。以下に、会話文の用例を挙げます。
Q: Have you submitted your report, yet?「もう報告書を提出しましたか?」
A: Actually, the deadline has been extended.「いや実は、締め切りが延びたんです」。
「締め切りが延びた」→「まだ(報告書)を出していない」と解釈できます。
このように、TOEIC Part2の質問文が「Yes/No疑問文」の時、その応答では、必ずしもYes/Noと答えるとは限りません。
むしろ、応答文の内容から、Yes/Noがわかる「実質Yes」、「実質No」の応答が正解になることが多いのです。
TOEIC Part2のこうした特徴を頭に入れた上で試験に臨む。そうすると、うろたえることなく、正解の選択肢を選べるはずです。
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