TOEIC前日に取り組んで欲しい本の紹介


 本日(2020年9月6日[日])、Amazon Kindleにて、拙著『TOEIC前日に解く本 <文法・語彙問題100問>』(電子書籍)の予約注文の受付を開始致しましたことを皆様にお知らせいたします。

 同書の正式リリースは、9月12日(土)を予定しております。今度のTOEICが9月13日ですので、ちょうどその前日に発売開始となります。タイトルの通り、TOEICの前日に、全100問を一気に解いて頂きたいと思っております。

 TOEICの前日、カフェなどに行くと、必ずと言っていい程、TOEICの勉強をしている人を見かけます。問題集を解いたり、英語を聞いたり、単語を覚えたりと。それぞれ思い思いに取り組んでおられます。

 それぞれに、目的意識を持って取り組んでおられるように見えますが、私の生徒や知り合いに話を聞くと、実際には「何をやればいいのか」と、迷っている人が多いようなのです。そして、よくわからないので、とりあえず適当に買った問題集をやっている、とのこと。

 だから、果たして自分のやっていることが、TOEICの点数アップにどれだけ効果があるのか、よくわからないと言うのです。そして、「何すればいいですか?」とか「先生は何をしますか?」などと、聞かれることがよく多いのです。

 こうした経験から、「TOEIC前日は、何をすればいいのか?」ということを、真剣に考えるようになりました。そして、色々と検討した結果、辿り着いた答えが、「時間感覚を養うこと」でした。

 と言うのも、TOEICを受験する人の多くが、問題を最後まで解き切れずに終わってしまうからです。ですので、ただ漫然と問題集に取り組むのではなく、殊、TOEICにおいては、時間への意識を強く持って臨む必要があります。

 日頃の「TOEIC対策」の時から、時間への意識は高めておくべきですが、とりわけTOEIC前日には、時間への意識をよりいっそう高めておきたいところです。だからこそ、時間を計って、問題を解くことが大事なのです。

 とはいえ、TOEIC前日に、模試を丸ごと一回分解くのは、体力的な負担が大きいかもしれません。TOEIC前日に頑張り過ぎて、「TOEIC疲労」を起こしてしまう。それをTOEIC当日に持ち越したくはないですよね。

 そこで、TOEIC・Part5形式の文法・語彙問題だけに絞って、問題を解く。これなら、一文が短く、1問20~30秒で解くことになるので、それほど大きな負担にはならないでしょう。本書は、そのことを意識し、文法・語彙問題だけに特化しています。

 TOEIC前日、何をして過ごせばいいのかがよくわからない。そんな方は、難しく考えずに、とりあえず本書(『TOEIC前日に解く本 <文法・語彙問題100問>』)に取り組んで頂ければと思います。そうして、TOEICの時間感覚を養った上で、明日のTOEIC本番に臨んでもらえれば幸いです。