レッスンをしていますと、hardとhardlyを混同する生徒さんが結構います。皆さんはこの2つの違いをおわかりですか?以下に例文を挙げます。
A: The tennis final will be held tomorrow.
B: Yeah. I can hardly wait.
A: 明日、テニスの決勝戦が行われるね。
B: そうだね。待ちきれないよ。
Bの文で使われているhardlyは「ほとんど~ない」という意味の否定語です。例文のように、助動詞can(またはcould)と共に使われることが多い副詞です。
語順は、助動詞(can)と動詞(原形)の間に置きます。実際、例文でもcan hardly waitという語順になっています。
綴りこそhardと似ていますが、意味は大きく異なります。hardは「懸命に」という意味の副詞で、study hard「懸命に勉強する」やwork hard「懸命に働く」などと用います。
通常、形容詞の語尾に「-ly」を付けたものが副詞ですが、hardとhardlyはその関係にはなく、意味を区別して覚える必要があります。
hardly「ほとんど~ない」は上記の例文のように、TOEIC Listening Part2によく登場します。TOEICを受験する方は、hardlyの意味と用法をしっかりと覚えておきましょう。
「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、hardlyなどTOEICによく英単語の意味と用法をマスターするためのトレーニングを行っています。
指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が、わかりやすく、ていねいにお教えします。レッスンは「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で行います。
TOEICのスコアを伸ばしたい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」で承っています。
なお、2024年3月2日(土)、Amazon Kindleで『英語の表現を豊かにする為の副詞練習帳』を発売します。どうぞご利用下さい!