TOEICを定期的に受験しているものの、スコアが伸び悩んでいる。こんな時、どうすればいいのか。
TOEICスコアの伸び悩みには、様々な原因が考えられますが、一つには「語彙が増えていない」という点が挙げられます。
知っている語彙の数が増えていない状態で、TOEICを何回受験しても、正答できる問題の数は増えません。従って、TOEICスコアも伸び悩みます。
では、語彙を増やすにはどうすればいいのか。単語集を丸暗記するのも一つの手ですが、TOEICには「難語」（滅多に見聞きしない語）はほとんど出ません。
むしろ、普段よく使われる英単語の意外な意味を問う問題が、TOEICにはよく出ます。つまり、第一義ではなく、第二義や第三義の知識が問われる、ということです。
よって、TOEICで正答数を増やすには、「１単語１訳語式」の覚え方では不十分だと言えます。
例えば、２０２４年１月２１日のブログでも紹介したように、projectには「計画」だけでなく、「～を予測する」や「～が出っ張る」といった意味もあります。
もし「project＝計画」としか覚えていなければ、「～を予測する」や「出っ張る」といった意味でprojectが使われた際、それに反応することができません。
それにより、正答を逃し、ひいてはTOEICスコアも伸び悩みます。だからこそ、TOEICスコアの伸び悩みを解消するには、奥の深い語彙力が必要だという訳です。
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