疑問詞疑問文と間接疑問文の違い


 「次の会議はどこで行われますか?」。これを英語でどう表現するか。

 まず「どこ?」という場所を尋ねる質問なので、Whereを使った疑問詞疑問文を作ります。主語は「次の会議」(=next meeting)なので、時制は未来です。よって、未来の助動詞willを疑問詞whereの直後に置きます。

 この文の動詞は「行われる」なので、「~を行う、開催する」という意味の動詞holdの受動態be heldとなります。

 語順は、疑問詞+助動詞+主語+動詞です。よって、「次の会議はどこで行われますか?」を英語にすると、Where will the next meeting be held? となります。

 では、「次の会議はどこで行われるかをご存知ですか?」と尋ねる場合はどうか。

 「~をご存知ですか?」を英語では、Do you know~? と表現します。このDo you knowを文頭に置きます。

 その後、先に挙げた疑問詞疑問文をそのまま置くのではなく、疑問詞の後、語順が平叙文の語順になります。つまり、Do you knowの後、疑問詞+主語+助動詞+動詞の語順になる、ということです。

 よって、「次の会議はどこで行われるかをご存知ですか?」を英語にすると、Do you know where the next meeting will be held? となります。

 このように、疑問詞を文中に置く疑問文を間接疑問文と言います。間接疑問文では、疑問詞の後の語順が平叙文になるというルールを覚えておきましょう。

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