英語の否定疑問文とその答え方


 「君の学校では、制服を着なくていいの?」。これを英語で何と言うか。

 まず「Vしなくていい」は、not have to Vという構文で表現します。主語は、日本語文には明示されていませんが、相手に向かって話しているので、you「あなた(たち)」です。

 動詞は「~を着ている」という意味のwearで、その目的語はa uniform「制服」です。そして、最後に「君の学校では」に相当する前置詞句at your schoolを置きます。

 助動詞have toを使ったYes/No疑問文では、肯定疑問文の場合、文頭にDoを置きます。但し、上記の文は否定疑問文なので、DoではなくDon’tとします。

 語順は、Don’t+主語+助動詞(have to)+動詞+目的語+前置詞句です。よって、正解の英文は、Don’t you have to wear a uniform at your school? です。

 このように、Don’tを文頭に置く疑問文を否定疑問文と言います。では、この問いに対して、「うん、そうだよ」(=制服を着なくていい)と英語で答える場合はどうなるか。

 「うん」と答えているので、ついYesと言ってしまいそうですが、ここはNoで答えます。No, we don’t. が正しい答えです。

 このように、否定疑問文に同意する場合はNoで答えます。逆にYesで答えてしまうと、「制服を着なくてはならない」という意味になりますので、答え方には注意が必要です。

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