英語の前置詞in, on, atの違い


 英語の前置詞の中でも、とりわけよく使うのが、in, on, atの3つです。これらを正しく使い分けることができれば、より質の高いスピーキングやライティングにつながります。

 これらを上手に使い分けるには、それぞれが持つ意味合いをつかんでおく必要があります。

 inには、比較的広い空間の中というイメージがあります。例えば、in the living room「居間に」。つまり「居間という空間の中に」ということです。

 onは、表面に付着した状態を指します。例えば、on the wall「壁に」やon Pine Street「パイン通り沿いに」など。物や建物が、壁や通りにくっついているイメージです。

 atはinよりも狭く、ある空間における局所的な一点を指します。例えば、at the door「ドアのところに」など。とにかく、ポイント一点を指すのがatです。

 では、以下にin, on, atを使った例文を挙げます。

He is in the living room.「彼は居間にいます。」

The calendar is hanging on the wall.「カレンダーが壁にかかっています。」

Who is the man standing at the door?「ドアのところに立っている男性は誰ですか?」

 このように、in, on, atそれぞれが持つ概念をつかめば、正しい使い分けがしやすくなります。

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