英検２級のリスニング問題で決め手となるのは、何と言っても「言い換え」です。以下に例を挙げます（＊英検２級リスニング第１部の類題：会話文の一部を抜粋したもの）。
A: Buses are often delayed at peak time. Why don’t we take a subway instead?
B: That sounds like a good idea. Then, we won’t have to worry about a traffic jam.
Question: What are the man and woman talking about?
Answer: Means of transportation.
Aは「バスは、ピーク時はよく遅れるので、代わりに地下鉄に乗りませんか？」と行き方を提案しています。
それに対しBは「それは良い考えですね。そうすれば、交通渋滞を気にしなくていいですしね」と、Aの提案に賛成しています。
そして質問は「男女は何について話しているか？」で、答えは「交通手段」です。この問題の決め手は、やはり「言い換え」です。
本文中のキーワード（Buses「バス」、subway「地下鉄」）が、正解の選択肢でMeans of transportation「交通手段」に言い換えられています。
よって、英検２級のリスニングで正答率を上げるには、リスニング力そのものを鍛えることに加えて、こうした「言い換え」に強くなる必要があります。
「言い換え」に強くなるには、語彙力、とりわけ「類語力」を磨く必要があります。
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