TOEICによく出る分詞


 TOEICには「分詞」の用法を問う問題がよく出ます。分詞には、現在分詞と過去分詞の2つがあり、いずれも名詞を修飾します。TOEICでは、現在分詞と過去分詞のいずれかが空所に入る問題がよく出ます。以下に例題を挙げます。

<TOEICによく出る分詞問題(例題)>

All the members ——- in the project seem to have a satisfying sense of working towards a common goal.

(A) engage (B) engaged (C) engaging (D) to engage

 空所の後を見ますと、この文の本動詞であるseemがあります。よって、空所には本動詞は入らないので、原形の(A) engageは消えます。

 engageは他動詞。空所の後、目的語となる名詞がないので、現在分詞の(C) engagingと不定詞の(D) to engageは消えます。よって、正解は過去分詞の(B) engagedです。

 engage A in B「A(人)をB(事)に従事させる」のAが主語として前に出たので、engageは受動の意味合いを持つ過去分詞形のengagedとなります。

 文の意味は、「そのプロジェクトに従事する全てのメンバーが、共通の目標に向かって働くことの満足感を得ているようだ」です。

 このような分詞問題がTOEICにはよく出ます。従って、TOEICでスコアを伸ばすには、分詞の正しい用法を会得する必要があります。

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