英検準２級の大問２は会話文の空所補充です。以下に例題を挙げます。
A: Hello. The Emerald Hotel. How may I help you?
B: Hello. Are there any rooms available for tonight?
A: ( ) we are fully booked today.
B: All right. Thanks anyway.
1. I’m afraid
2. In case
3. Now that
4. That’s why
この会話文は、Aがホテル従業員で、Bがお客です。お客が今夜、宿泊するためのホテルの部屋を探している、というシチュエーションです。
この問題のヒントは、空所の後のwe are fully booked todayです。これは、「今日は予約でいっぱいです」という意味です。
空き部屋を探しているお客に対して、残念なお知らせをしなくてはならない。こんな時、日本語では、「あいにく」という言葉を頭に置きますよね。
そう、この「あいにく」に相当する語句が４つの選択肢のうちどれか。それは、1のI’m afraidです。I’m afraid S V. で「あいにくSがVする」という意味になります。
afraidは「怖い」とか「恐れる」といった意味を持つ形容詞ですが、今回のように「残念ながら」といった意味も持ちます。
このように、英検準２級の大問２では、英会話でよく用いる表現が、よく出題されます。よって、このパートを制するには、会話表現をたくさん覚える必要があります。
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＜例題の訳＞
A: もしもし。エメラルドホテルです。いかがいたしましょうか？
B: もしもし。今夜、空室はありますか？
A: あいにく今日は予約でいっぱいです。
B: わかりました。でもありがとう。
＜選択肢の訳＞
1. あいにく
2. ～するといけないので
3. 今や～なので
4. だから～