TOEIC、まずは品詞問題を制せよ


 TOEICには、様々なタイプの問題が出ますが、その中で確実に得点源にしたい問題がいくつかあります。そのうちの一つが「品詞問題」です。

 品詞問題とは、TOEIC Part5の短文空所補充の問題で、選択肢には、ある単語の派生語(動詞形、名詞形、形容詞形、副詞形)が並んでいます。以下に例題を挙げます。

(TOEIC品詞問題の例題)

If you are interested in the position, please send us your resume along with a completed ——- form.

(A) applicable

(B) applicant

(C) application

(D) apply

 選択肢を見ますと、apply「応募する」(動詞)の派生語が並んでいます。よって、品詞問題だとわかります。品詞問題では、問題文の空所の前後に着目します。

 この問題では、空所の前に冠詞(a)および形容詞(completed)があり、後ろには名詞(form「用紙」)があります。

 よって、空所には、後の名詞を修飾する形容詞か名詞が入ります。従って、(D) applyは動詞なので不可です。

 (A) applicableは「適用可能な」という意味の形容詞で、(B) applicantは「志願者」という意味の名詞です。しかし、これらはいずれも文意に合いません。

 一方、(C) applicationは「応募」という意味の名詞で、application form「応募用紙」という複合名詞が成り立ちます。よって、正解は(C) applicationです。

 この文の意味は、「この職にご興味ありましたら、記入した応募用紙と共に履歴書を送付して下さい」です。

 このように、品詞問題は空所の前後だけで判断できます。そこにどの品詞が入るかがわかれば、すばやく正答を選べます。

 ですので、TOEICでスコアを伸ばすには、まずはこの品詞問題を確実に取れるようになることです。

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